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フレットレスベースニシマショウヨー。
(主に発音的な意味で)欧米かっ←
10/2〜
・・・ごめん、面白いタイトルが思いつかなかったんだ、うん。


はい。気を取り直してお久しぶりです。ご無沙汰してました。
今回は・・・いえ、今回も、オレンジプレベの彼、tona氏からの依頼です。
かなり前に製作・リペアのとこに書いてた気がしないでもないんですが、FenderUSA、HighWay-1のフレットレス化を行います。

彼のハイウェイワンです。
ピックガードレスにピックアップカバーと、ジャコパストリアスとマーカスミラーを足して2で割った感じだと言ってました。
てことは、ジャコパストリアス分を増やすわけですな。

楽器屋に行ったときマーカスミラーモデルを依頼主が弾いてたんですが、まさに足して2で割った感じでした。


ボディのアップです。
弾き込んでますねぇ・・・。エルボーカットは服の摩擦でもうアメスタみたいにテカテカしてます。

あ、そういえばこれはハイウェイワンアップグレードでした。
ラッカー塗装にバダスブリッジが特徴です。

ピックガードで隠れる部分のサンバーストが省略されてますね・・・。

フレットを抜きました。

フレット抜きに関しては説明も要らないでしょうから、写真は省略です。
え?実際取り忘れただけだろうって?
・・・はい。そうです。すみませーん。

もうジャコパストリアスですねー。
フレットレスベースは初めて弾きましたが面白いですね。

スライドとか楽しいです(笑
ただ、押さえかた気をつけないとうまく鳴りません。
依頼主は音程ずれてても自分で微調整できるって喜んでました。

さてさて。
今後の予定になりますが、
突き板(注文済み)をフレット溝に埋める。
指板をエポキシで固める。
だそうです。完璧にジャコパスやんね。
あ、ジャコパスはきっとジャコパストリアの略だと思うんですよ。←

デカールを12フレ辺りにエポキシの下に埋めていいよ見たいな事言ってくれたんですが、
デカールできてません(汗
誰かにデザインしてもらおうかなぁ。。。
10/5
突き板が届きました。箱でかい。。。

でも中身はネックに立てかかってる0.5mm厚の木一枚って言う。
送料と商品が同じ値段です(爆

ちゃっちゃと溝に詰めました。
手順:
適当な長さに切った突き板を溝に圧入する
はみ出た部分をアートナイフでカット
終了です。

瞬間接着剤で固めたほうがいいですね・・・。

明日か明後日くらいにエポキシと一緒に買ってきます。

10/8
エポキシを塗りました。
平らになんて塗れませんでした。
しかも指に付いたエポキシが落ちなくなるって言う二重苦。
ベットベト。
サンディング地獄が待ってるなぁ・・・。


もうね。エポキシは扱いたくないです(こら
手に付いたまま落ちてきた髪をいじってしまって・・・。
あとはわかりますね?
10/12
二度塗りしました。
が、・・・写真撮り忘れました\(^o^)/またかよ。

まぁ、上の写真に、平面を出す用のフィルムが乗ってるだけですので、
サーバー用量のために割愛したということにしといてつかぁさい。

はい。
指板サイドにはみ出たエポキシをアートナイフでこそぎ落としたところですね。
このように、天井が映るようになってます。

明日tona氏が我が家にやってきますので、ナットの調整をしたら弦を張って完成です。
エポキシ塗ったら硬質な音になる、とよく言われますが、どうなんでしょうかね。
10/13
よく考えたら、ビビリとかの調整しなきゃ駄目ですよね・・・。
ということでナット調整はtona氏本人にお任せすることにして、平面出しを行いました。
木片を用いて所要時間6時間ほど・・・。やっぱりラディウスサンディングブロックは必要ですね。^^;
写真は一人で作業しているため撮れません。(っていう撮り忘れの言い訳です。ごめんなさい。)

はい。作業完了です。
受け渡し時間に遅れてましたので被写体が切れてることなんて構ってられませんでした^^;

それでもこういう写真は欠かさないのです。(汗
ですが焦ってたので余計なもの映ってるのに気付いてませんね。
ゴミじゃないです。塗装関係のアイテム(って言っても缶塗料だけですが)が入ってる袋が映っております。

反省点ですね。
写真だとわからないかもしれませんが、指板に謎のウネウネが発生しとります。

おそらく一回目のエポキシ(これは2度塗りです。)のサンディングが甘かったんでしょう。2度目は薄塗りだったので、それが落ちて(本当は落ちる前に平面が出て欲しかったんですが・・・。)一層目が出てきてしまったのだと思われます。

やっぱりエポキシは一層の方がいいかもしれませんね。

まずは貴重な経験を提供してくれたtona氏、そしてご覧いただいてる皆様にこの場を借りて感謝を。

初めてのフレットレス加工でしたが、なんとか形になったようなもので、反省点は多々あります。
ネック裏にエポキシが垂れていた事や、指板サイドまでエポキシコーティングしてしまっていた事(だいたいは剥がせました。まだ若干残ってましたが・・・。)、フレット溝埋めの突き板にローズウッドの粉が付いてしまい、フレットラインの色がわかりにくくなってしまった事などなど・・・。

ナット調整しないと弾きづらいけど、弾ける代物である。との評価をいただきました。
弾けるかこんなのっ!っていう評価だったら多分一週間くらい鬱ってたと思います。

tona、本当にいろいろありがとう。
このサイトの中身も、ほとんどがtona氏関係の内容だし、自分一人でやってたらきっと挫折してもうとっくにやめてたと思うんだ。
色々書きたいけど一応公共の場だし、ここらへんで。
直接言うことは多分ないけどね・・・。恥ずかしい(笑

それでは。
2010年10月13日。
FenderHighWay-1Upgradeのフレットレス化計画、終了!

 

やっぱりやり直そう、ということで再始動準備中です!

次回、「フレットレスの復讐」お楽しみに!(ぇ

 

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