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そうだ、シールドを作ろう。
                RSS日本(日本にしかないけど。


京都に行きたいです。(おぃ

別に突然神のお告げが聞こえたわけでもなく、オレンジ色のベースの彼からシールド作りの依頼がはいりましたので早速製作を開始しましょう。
ローノイズとうわさのセミバランスという配線方法で作ってみることにします。

材料;
ケーブル(今回はBELDEN8412(青)とMOGAMI2534(緑))
ワイヤーストリッパー
ラジオペンチ
ジャック(今回はSWICHCRAFT#280)
半田
半田ごて

はい。じゃ早速製作に入りましょう。
え?青いのはどこにいったかって?
写真撮り忘れてこのときには完成してました^^;

縮小しちゃったので読めないと思いますが、ただ単にMOGAMI製ですよ、ってのを見せたかった写真だと思います。

ワイヤーストリッパーで皮を剥きましょう。


ん、いきなり銅線(シールド線)切っちゃいました。
これはアウトプット側ですね。
セミバランスというのは、片方側だけにシールド線をつなぐ配線方法みたいです。
参考にしたサイトには小難しいことばっかり書いてあったので省略!
知りたい方は「セミバランス シールド」等で検索かけるといいと思いますよ。

モガミの2534というケーブルは、4芯ケーブルですので、同じ色のケーブルをこうやって束ねて2芯と同じ構造にしちゃいます。

 

一芯の場合は、中心の線とアース線に分ければいいですね。


予備半田、と呼ばれる手法ですね。
あらかじめ半田を両方に乗せておき、接着(溶接?)する際にやりやすくするのが目的です。

この半田はケスターの44だった気がします。
溶け方がそんな感じでした。

予備半田終了の図。
「白いほうの線が隠れちゃってるじゃないの。
ちゃんと撮りなさい!」
・・・すんません。てか誰・・・?

この黒い絶縁テープは必須の作業ではないですが、シールド線をつながない配線をしているのに触れて繋がってしまっては意味がないですから、絶縁しておきました。
熱収縮チューブのほうがいいのかも?

この段階でスリーブ?を付けておきましょう、という警告の写真だったと思います。
余談ですが、スリーブが下のほうに行くのを防止するために、一回軽く結んでおくといいと思います。
結んであるんですがわかりづらいですね、この写真・・・。

お?もう半田付けまで終わっていますね。
僕は有色→HOTで配線していますが、そのあたりは好みだと思います。両端で統一されていれば問題ありませんから。

青は短いほうの端子、白は下の長い端子に半田付けです。

スリーブを付けてアウト側は完成です。
モガミのケーブルは細いですねぇ・・・。

それでいて音がいいもんだからびっくり。

じゃあインプット側に行きましょう。

ちょうど映っているので説明しますが、たいていのメーカーさんの場合、文字の頭をインプットにするほうがいいらしいです。

MOGAMI
イン→アウト

イン側はシールド線を切っちゃいけません。

皮を剥がす作業はカッターやハサミでもできますが、銅線は傷つけないように注意です。
切れてしまったらやり直したほうがいいと思います。

三つに分けました。

右上に伸びてるのは上の画像で透明のカバーが着いてたものです。

えいっ!
っと銅線しか見えていない線を束ねてしまいます。
さっき短いほうの端子につけたほうを束ねてはいけません。

 

ここで結局一芯ケーブルと同じ状態になるわけですね。

まぁ、そういうものなのでしょうがないんですが。


こっちも予備半田。

こちらも半田付け完了。
スリーブを付けたら。。。

完成!

インプット側には目印をつけておくといいです。
画像だと見づらいと思いますが、右側のジャックのところに絶縁テープを巻いてあります。

ベルデン8412の方は市価の半額くらいで出来ました。
モガミはあんまり売っているのを見かけないのでわかりませんが、普通に売ってるシールドよりははるかに安いです。w

あ、ちなみに両方5mです。

編集後記
ギター製作の際に自分用のも作ろうと思います。
モガミのほうなんて5mで1500円くらい(ジャック含む)ですから。しかもカラフルなんですよね。
(黒、赤、青、緑、紫、黄、白、橙、茶、灰色があります。)
Wissenはボディが紫なのでシールドも紫にしてみようか、なんて思ってます(笑


やっぱり京都に行きたいなぁ。←
いや、特に良い思い出があるわけではないけど。
一条戻り橋とか宇治川の橋姫とかね、知ってる人は知ってるネタの元ネタに触れてきたいなぁ、なんて。

お疲れ様でした。
そして今回の作業を提供してくれた依頼主さん、そしてご覧の皆様ありがとうございました。

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